Let me bite you to death 👻

好きこそものの上手なれ

東京圏沿線 GIG #2 ドリームキラー ~中央線編~

 

 

@神田明神ホール

sheeple / finale / 夜光 /

ジャパニーズモダニスト/林檎と嘘 /

青年秘密倶楽部 / 妄想rendez-vous /

傘と雨 / Kamome Kamome

薔薇と片隅のブルース /

六本木ジャジー喫茶 /不均衡キネマ /

Toxicosis Island /犬型真性MASOSHIST /

Midnight Shangrila / 匿名希望

//さよなら雨 / gaudy / 絶望 / F.J.P

///最後の晩餐

 

ライブ当日は出勤命令があった土曜日で、仕事もあんまり手につかなかったけど、30分はやく上がらせてもらって神田明神へ。

なんでもない日だけど境内は参拝客がそれなりにいる感じ。まめさんと合流、ほどなくして会場の中へ。笑っちゃうくらい雑な整列からの入場だったけど、今日はそれどころじゃない。ロッカーに荷物を預けてセンター後方へ。

 

暗転。いつも通りにライブは始まる。今日はヴァイオリンとチェロのゲストミュージシャンの方が2名来てくれていて、結構曲がアレンジされていた。これはこれで良いんだけど、状況が状況だけに5人の音が聴きたくなる(本当に申し訳ない)。

割とパーソナルスペースがあったので会場があったまる前のジャパモダは不完全燃焼でした〜〜〜。犬型真性やってくれて嬉しかった。弾き語りガラとピアノ結生くんで謎クオリティの匿名希望。

 

アンコールでさよなら雨やった後にMCが入って、ただならぬ雰囲気の中でガラちゃんが「今日は健くんに一言もらおうかな」と口火をきりました。

健くんが「精神的なもの。自分だけ変わることができなかった。申し訳ない」という趣旨の脱退理由を声を振り絞って話してくれて、私には他にやりたいことができたとか、音楽性の違いとかではなく「バンド活動を続けたかったけど自分のメンタルが付いていかず、叶わなかった」という風に聞こえました。

理由が理由だけに、他のメンバーからのフォローがあると思っていたけど、特に無く。そもそも雑なパスからこの話が始まったことが悲しかった。あまりにも健くんがつらそうで、健くんに丸投げで、吊し上げてるみたいに感じてしまったよ。

健くんの脱退が寂しいのはもちろん、これまでお互いを思いやってバンド活動ができてたのか疑問に思ってしまうような一連のやり方が残念で、涙が止まりませんでした。

限界が来るまで思い詰めてしまう前に、フォローしてあげれなかったのが答えかもしれないけど...。健くんには変わらないカッコ良さがあったのに。

 

このMCの後、完全にお通夜状態でしたが「来たからには何か持ち帰ってほしい」とガラが言って、ライブは再開。中断するはずもないからしょうがないけど、完全に取り残されました。

爆音で流れるgaudy→絶望→F.J.P。前方の人々はいつも通りノッてるように見える中で、ガチガチに硬直するわたし。ちっぽけなストライキをしたいつかのライブでもこんな固まってなかったと思う。ライブ終わって家帰るまでも、頭の中ぐちゃぐちゃだった。

他のメンバーがどう感じているか、こちらに伝わってくるようなMCがあれば違ったと思うけど、神田明神でのライブ後も、メンバーが今回のことをどう受け止めたのかよくわかりません。

野音の地でそれを伝えてくれるのか?そういう所は最後まで見せないのか?4人になった未来への意気込みだけじゃなく、メンバーの今の気持ちが知りたいよ。